さっそく二日飛ばして、値引きは誰の武器かについて
毎日書こうと、曜日別に内容まで決めて始めたブログですが早速二日飛ばし。。
気を取り直して、日は変わってますが月曜の「人について」に沿った内容を、
那須に来て1年以上たちましたが、東京近辺との人々の違いについて書こうと思います。
仕事柄あらゆるお客様と接します。ポピュラープライスと呼ばれる価格帯の商材を扱っているのですが、それでも値引きはないのかという声が多い。昔からある個人店との付き合いみたいな買い物の仕方の名残なのか、言い方は悪いですが田舎では特に多い。
「少しは勉強してくれるの」みたいな言い回しは、こちらに来てから何度耳にしたことか、そのたびにお前の何倍も勉強はしてきたとか思ったり、表情にも出てしまっていたのではないかと反省もしますが、あまり気分のいいものではない。
正直自分自身そういったお店の人にそのようなことを言ったことはないし、家族や友人が言っているのを見たことがなく、また千葉にいたときにもそんなに言われなかった気がするのです。
良い悪いではなく、地域性というか、大阪なんかはもっとすごいのかなと思ったりしますが、大阪はそういう印象がもともとあるので自然ですが、栃木でこんなにも自分だけ得しようとする人がいるとは、というのは大げさですが驚きでした。
言わないと損するみたいに思っているのでしょうか。
あくまで推測ですが、東京の若い人たちは特に、店の人と仲良くなれば安くしてくれるみたいなことを狙って交渉するみたいなみっともないことをしている人はそんなにいないんじゃないかと思う、というかそう願いたい。 店の人との関係など希薄でけっこう、ほしいものが納得のいく価格で売っていれば買うだけのこと、という感覚なのはもしかするとゆとり世代のもつ感覚かもしれない。ネットショッピングでは価格交渉などなく、提示された価格で買うのが当たり前であるため、少しでも安くならないかみたいな心理戦は展開されないのです。
値引きを迫ってくる人に限ってたいして買わないということもよくあることです。
値引きは売る側の武器であって、買う側の武器みたいにちらつかせるのはカッコ悪いな、という意見でした。
またそれをやっているのがけっこう上のほうの世代の方に多く、自分たちの古い慣習で店の若い人たちを困らせないでほしいなという願いでした。